用紙について

複写伝票ではノーカーボン紙を使用します。当社ではメーカー多数の取り扱いがございます。

用紙の種類について

ノーカーボン紙には「上用紙」「中用紙」「下用紙」の3種類があり、この組み合わせで以下の複写伝票を作成します。

2枚複写 上用紙と下用紙を使用します。
3枚複写 上用紙・中用紙・下用紙を使用します。
4枚複写(※) 上用紙・中用紙・中用紙・下用紙を使用します。

※中用紙をもう1枚増やして5枚複写までは作ることもありますが、筆圧で文字を下の紙に写し出す仕組みなので、6枚以上に増やすことはありません。

用紙の厚さについて

N40 最も多く使用されている厚さです。
N30 N40より薄く、中用紙にのみあります。5枚複写などを作るときに使用します。
N40・N50・N60 上用紙・中用紙・下用紙で使用します。
N80 上用紙・下用紙にのみあります。
N100・N130 下用紙にのみあります。

色のついた用紙について

ピンク・クリーム・アサギ(浅葱)の3種類があり、厚さはN40のみとなります。

発色の種類について

ブルー発色とブラック発色の2種類があり、ブルー発色が一般的です。ブラック発色はブルー発色に比べて価格が若干高く、厚さはN30・N40・N50のみとなります。

製本の種類について

製本の種類は「天のり」「天とじ」「セット」の3種類があります。

天のり 複写分だけを取り外して書き込みます。控えは穴を空けてファイルすることが多くなっています。
天とじ
(左とじ)
中用紙と下用紙にミシンを入れて、書き込んだあと切り離して使用します。1枚目を控えとして本体に残すことが多くなっています。
セット
(天セット・左セット等)
複写の枚数ごとにノリでセットして使用します。書き込んだ後はばらすことが多く、ファイルに綴じるために2穴を空けることが多くなっています。

減感について

上用紙に文字を書き込むと筆圧で下に写るようになっているため、部分的に複写が出ないようにする方法を減感といいます。
減感の方法:中用紙・下用紙に減感インキを刷り込むことで、インクの発色を抑えることができます。

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