西谷印刷ウェブサイトロゴ
お問い合わせバナー
電子ブック本棚ページバナー

本棚ページより西谷印刷の製品カタログや会社経歴書をダウンロードいただけます。

データ入稿ガイドバナー

印刷データの入稿方法と注意点をまとめています。入稿時にご確認ください。

冊子の表紙と本文は同じ紙でいい?
使い方に合わせた用紙の選び方

淡い緑の表紙と白い本文用紙の違いが見える冊子見本

この記事の要約

同じ紙にするか、表紙の紙を変えるか

表紙と本文を、種類も厚さも同じ紙で作る仕様を「共紙(ともがみ)」と呼びます。

一方、表紙を本文とは別の紙にする仕様もあります。同じコート紙でも、表紙だけ厚くすれば共紙とは異なる組み合わせです。「紙の種類を変える」と「厚さを変える」は、分けて考えられます。

表紙と本文の組み合わせ

同じ紙で作る(共紙)

表紙・本文・裏表紙で、紙の種類と厚さをそろえます。

表紙の紙を変える

表紙・裏表紙に、本文とは種類や厚さの違う紙を使います。

紙の組み合わせを示した模式図です。線の太さと色で違いを表しており、実際の紙厚や紙色を指定するものではありません。

なお、表紙だけカラーで印刷することと、表紙の紙を変えることは別の指定です。見積りでは「表紙はカラー・本文は白黒」という印刷色と、「表紙・本文に使う用紙」を分けて伝えると、希望が伝わります。

本文の使い方から、表紙との組み合わせを考える

たとえば、表紙に写真を大きく載せ、本文には書き込み欄を設ける研修資料。表紙は写真の見え方を、本文は筆記のしやすさを優先して選べます。表紙と本文で重視したい点が違うときは、それぞれに合う紙を組み合わせられるか相談してみましょう。

書き込む本文なら、表面をコーティングしていない上質紙が候補になります。写真の多い紙面には、コート紙やマットコート紙なども使われます。紙の特徴はコート紙・マット紙・上質紙の違いで紹介しています。

表紙には、持ち運びや保管のしかたも関わります。かばんに入れて何度も使う資料なら、表紙の張りや折れにくさを確かめたいところです。一方、短期間に配って読んでもらう薄い会報では、本文と同じ紙にする選択もできます。

「報告書なら厚い表紙」「会報なら共紙」と一律には決まりません。同じ会報でも、毎月配るものと、年度ごとに手元へ残すものでは求める使い心地が違います。

厚さは、ページ数と綴じ方に合わせて選ぶ

表紙をしっかりさせたいからといって、本文まで同じ厚い紙にする必要はありません。本文は何枚も重なるので、用紙を厚くすると冊子全体の厚みや重さに影響します。郵送する冊子なら、封筒や同封物を含めた重さも見ておきましょう。

また、紙を厚くすれば、どの綴じ方でも丈夫で使いやすくなるわけではありません。中綴じは紙を折り重ね、無線綴じは背をのりで留めるため、製本できる用紙の組み合わせはページ数などの条件によって変わります。中綴じ・無線綴じの選び方も合わせて参考にしてください。

費用を比べたい場合は、サイズ・ページ数・部数・印刷色・綴じ方をそろえ、「共紙にする場合」と「表紙だけ別の紙にする場合」の見積りを相談してみましょう。

見本では、表紙と本文をそれぞれ触ってみる

用紙の名前や画面上の写真だけでは、手触りやめくりやすさまでは分かりません。紙見本に加えて、希望に近い冊子が手元にあれば、次の点を確かめてみてください。

  • 表紙:持ったときの張りや曲がり方、光沢や手触りが希望に合うか
  • 本文:ページをめくりやすいか。両面印刷で裏側の文字や写真が透けて、読む妨げになっていないか
  • 書き込み欄:使う予定の鉛筆やペンで書きやすいか。印刷された部分へ書くなら、その状態でも試せるか

前号から変えたい場合は、冊子を添えて「表紙は今のまま、本文を少し軽くしたい」「本文には書き込みたい」と伝えると、変更する部分を絞れます。見本の紙の種類や厚さが分からなくても、気に入っている点を言葉にすれば相談の手がかりになります。

西谷印刷では、冊子の使い方に合わせた用紙と製本をご相談いただけます。サイズ、表紙・本文のページ数、部数を分かる範囲でお知らせください。本文や表紙の制作が必要な場合は、現在の原稿からご相談いただけます。

冊子印刷の用紙・製本のご案内

冊子の用紙や仕様を相談する

あわせて読む:表紙・本文のページ数の数え方 / 冊子印刷の見積りを比べるときに

参考:グラフィック「冊子で選択できる用紙や紙厚の条件」、松本洋紙店「本文と表紙の紙はどうする?」。用語と用紙の一般的な特徴を参照しています。選べる組み合わせは、ご依頼先へ確認してください。

コラム一覧へ戻る