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冊子のページ数はどう数える?
表紙・白紙・中綴じの基本

青い表紙と白い本文用紙を開いた、ページ構成を考えるための冊子見本のイメージ

画像は、白紙で作った冊子見本のイメージです。

冊子のページ数は、紙の枚数ではなく、読む面の数で数えます。見開きは左右で2ページ。表紙や何も印刷しない白紙の面も、冊子を構成するページに含まれます。

見積りの「16ページ」が表紙を含む場合、冊子全体で16ページです。本文だけで16ページある場合は、表紙4ページを加えて全20ページになります。会社案内や会報などの薄い冊子を例に、数え方と相談時の伝え方をご紹介します。

表紙は、表と裏の内側も含めて4ページ

表紙というと、タイトルのある正面だけを思い浮かべるかもしれません。冊子印刷では、正面の表紙とその内側、裏表紙の内側・外側を合わせた4面を「表紙4ページ」として扱います。それぞれに次の呼び名があります。

表紙の4面の呼び方
呼び名冊子のどの部分か
表1正面の表紙。タイトルなどを載せる面
表2正面の表紙をめくった内側
表3裏表紙の内側
表4裏表紙の外側

表2・表3を白紙にしても、表紙は4ページのままです。表紙と本文を同じ紙で作る場合も、数え方は変わりません。なお、硬い表紙を使うハードカバーの本などは構成が異なるため、表紙と本文の内訳を印刷会社へ確認してください。

「表紙込み16ページ」と「本文16ページ」は別の構成

表紙4ページに本文12ページを加えると、合計16ページです。一方、本文だけで16ページある原稿に表紙4ページを付けると、合計は20ページになります。

見積りで伝えるときの例

「表紙4ページ+本文12ページ、合計16ページ。表紙の内側2面は白紙を希望」

内訳も書き添えると、印刷する面と白紙にする面を共有できます。見積りフォームが「総ページ数」を求めているのか、「本文ページ数」を求めているのかも確認してください。

本文中に印字したページ番号は、冊子全体のページ数とは限りません。目次には番号を付けず、本編から1ページとする構成もあります。最後のページ番号だけを見ず、目次や白紙を含めて、実際に綴じる面を数えるのが確実です。

中綴じは、紙を二つに折るため4ページ単位

紙を重ね、中央の折り目を針金で留める方法を「中綴じ」と呼びます。1枚の紙を二つに折ると、外側に2面、内側に2面ができ、合わせて4ページになります。そのため、一般的な中綴じ冊子は、表紙を含めて8・12・16・20ページのように4の倍数で構成します。

たとえば、表紙を含めて載せたい内容が18ページ分あるなら、20ページ構成にして残り2ページをメモ欄や白紙にする方法があります。内容を見直し、16ページへ収めるか検討することもできます。余ったページをどこに置くかは、読む順番や見開きの組み合わせも見ながら決めます。

ページ数の単位は、製本方法によって異なります。無線綴じなどを希望する場合や、中綴じで作れる厚さに迷う場合は、使う用紙も含めて印刷会社へ確かめます。製本方法全体を考えるときは、冊子印刷の相談前に決めておきたいこともご覧ください。

PDFのページ数と、冊子のページ数は一致するとは限らない

仕上がりの1ページずつを書き出したPDFなら、ファイル内のページ数と冊子のページ数を照合できます。ただし、表紙を別ファイルにしている場合は、その分を加える必要があります。印刷しない白紙のページをデータから省いている場合も、そのままでは仕上がりの総ページ数と一致しません。

見開き2ページ分をPDFの1ページにまとめたデータもあります。「PDFが8ページだから冊子も8ページ」とは限らないので、画面で各ページの中身とサイズを見てください。

入稿前に、単ページで渡すのか、表紙を別にするのか、白紙をデータへ含めるのかを確認しておくと安心です。折って綴じたときに正しい順番になるよう、印刷用紙に各ページを配置する作業を「面付け」といいます。指定がなければ自分で面付けせず、読む順番の原稿を用意して相談しましょう。

迷ったら、紙を折ってページの位置を書いてみる

中綴じを予定しているなら、白紙を数枚重ねて二つに折り、表紙・目次・本文・裏表紙の位置を鉛筆で書き込むと、構成をつかめます。表紙4ページを含む16ページの見本なら、折る前の紙は4枚です。寸法や紙質まで本番と同じにする必要はありません。

見本をめくりながら、隣り合わせにしたい写真や、白紙を残したい位置を見てみてください。「全部で何ページか」に加え、「どこに何が入るか」を伝えられると、原稿を渡すときの説明にも使えます。

ページ数がまだ決まらない場合は、現在の原稿と、載せたい写真・図表の量をもとにご相談いただけます。希望の仕上がりサイズや文字の読みやすさも含めて、冊子の構成を考えます。

参考:Adobe「小冊子の種類」(中綴じのページ単位)、ブックホン「表1、表2、表3、表4の意味と表紙データの作り方」(表紙の呼称)。2026年9月15日確認。

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