コラム
ネオンピンクトナー印刷とは?
CMYKでは出しにくい鮮やかな色の使い方
公開日:2026年7月16日 / 更新日:2026年10月8日
イベントの開催日やカードのロゴを、鮮やかなピンクで目立たせたい。ネオンピンクトナー印刷は、通常のCMYKでは出しにくい蛍光色を加える印刷です。色を使う面積によって、情報を強調することも、色そのものを主役にすることもできます。
ネオンピンクはCMYKとは別に加える特色です
一般的なカラー印刷は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色を組み合わせて色を表します。ネオンピンクトナー印刷では、このCMYK4色とは別に、5色目としてネオンピンクを加えます。
CMYKのマゼンタもピンク系の色を作れますが、ネオンピンクには蛍光色ならではの鮮やかさがあります。通常のピンクを濃くするだけでは出しにくい色を、見せたい部分へ加えられることが特徴です。
西谷印刷の特色トナー印刷では、一度の印刷で使用できる特色トナーは1色です。ネオンピンクを選ぶ場合は、CMYK4色とネオンピンクの組み合わせになります。同じ印刷でホワイト、ゴールド、シルバーなど別の特色トナーを同時に使うことはできません。
日付を強調するか、色を大きく見せるか
写真や説明文をCMYKで印刷し、開催日やロゴなどをネオンピンクにできます。たとえばイベント案内なら、日付を強調する場合と、背景を大きく塗る場合で、見る人の目に入るものが変わります。
開催日に目を向けてもらう
日付のまわりに色を絞り、ほかの情報と差を付ける。
鮮やかな色を主役にする
背景に大きく使い、紙面全体の印象を変える。
小さな図形や区切り線なら、周囲の色との対比がアクセントになります。ただし、目立つ箇所を増やすほど視線は分散します。いちばん読んでほしい情報を一つ決めてから、色を使う範囲を考えてみましょう。
紙を変えると、発色や細い線の見え方も変わる
同じネオンピンクでも、白い紙、色のついた紙、光沢のある紙、表面に凹凸のある紙では見え方が変わります。明るい用紙では色の鮮やかさを見せやすく、用紙自体に色がある場合は紙の色との組み合わせもデザインの一部になります。
広く塗りつぶすデザインなら面の色合い、細い線を使うなら線の見え方を、使いたい紙に近い見本で確かめます。用紙の希望がある場合は、紙の名前や見本を添えてご相談ください。
「ピンク色にした」だけでは指定になりません
画面でピンクに見えるだけでは、通常のCMYKで印刷する部分なのか、ネオンピンクトナーを使う部分なのかを判断できません。たとえば「開催日の背景はネオンピンク、写真の中のピンクは通常のCMYK」と、使う場所を具体的に伝えます。
ネオンピンクを使う文字や図形は、通常のカラー部分と判別できるように指定します。データ形式やデザインによって作り方が異なるため、入稿前にご相談ください。
独立した差し色として使うほか、CMYKのマゼンタ部分にネオンピンクを加え、色を鮮やかにする使い方もあります。その場合も、イラスト全体なのか一部なのか、どこへ加えたいかを伝えます。
見本は、実際に読む距離で
ディスプレイは光で色を表示するため、印刷したネオンピンクの蛍光感を画面上だけで正確に確認することはできません。実物見本では、周囲のカラーと比べて強調したい部分に目が向くか、細い線や小さな文字が読み取れるかを見ます。
ポスターなら少し離れて、手渡すカードなら手元で。実際に読む距離に近づけると、色の鮮やかさだけでは分からない使い勝手も確かめられます。
ご相談時には、作りたい印刷物、ネオンピンクを使いたい範囲、用紙の希望、部数と使用日を、分かる範囲でお知らせください。
参考にした公式情報
