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特色トナー印刷とは?
ゴールド・シルバー・ホワイト・ネオンピンクの使い分け

金、銀、白、ネオンピンク、透明感のある色を重ねたストリートアート風イラスト

名刺、ショップカード、案内状、パッケージ用のカードなどで、通常のカラー印刷とは少し違う印象を出したいとき、特色トナー印刷が候補になります。

ただ、特殊な色を入れるだけで印刷物の印象が整うわけではありません。ゴールド、シルバー、ホワイト、ネオンピンク、クリアにはそれぞれ役割があります。使いたい色から決めるよりも、どこを見せたいのか、どんな印象を残したいのかを先に整理すると、印刷物の中で効果を出す場所と特色トナーの使い方を決められます。

確認ポイント

  • 使う色ではなく、見せたい印象や役割から考える
  • 一度の印刷ではCMYK4色に特色1色を加える
  • ゴールド・シルバーはアクセントに使う
  • ホワイトは濃色紙や透明素材の下地にもなる
  • ネオンピンクは注目させたい部分に使う
  • 用紙や面積は見本で比べる

特色トナーは役割を決めてから選びます

特色トナー印刷は、通常のCMYKだけでは出しにくい色や質感を加える印刷方法です。西谷印刷では、ホワイト、クリア、ネオンピンク、ゴールド、シルバーなどの特色トナーを使った印刷に対応しています。

一度の印刷で使える特色トナーは1色です。CMYK4色に、ゴールドやホワイトなどの特色トナーを1色加えて印刷する形になります。複数の特色トナーが候補にある場合は、今回の印刷物で優先する1色を決めます。

選ぶときは、「目立たせたい」「高級感を出したい」「濃色紙に白を出したい」「透明素材に色をのせたい」など、色に持たせる役割を決めます。色の役割は、どこに、どのくらい使うかを決める基準になります。

ゴールド・シルバーはアクセントに向いています

ゴールドやシルバーは、ロゴ、店名、見出し、飾り罫、記念感を出したい部分などに使うと印象が残ります。名刺やカードでは、全面に大きく使うよりも、一部分に使うほうが全体のデザインに馴染みやすいです。

細い線や小さな文字に使う場合は、紙の色やデザインとの組み合わせで見え方が変わります。上品に見せたいのか、華やかに見せたいのかで、使う位置や周囲の余白も変わります。

ホワイトは濃色紙や透明素材で役割が変わります

ホワイトトナーは、濃色紙に白い文字や図形を印刷したいときに使います。黒や紺、濃いグレーの紙に白をのせると、一般的なカラー印刷とは違う見え方になります。

また、透明素材や色のついた素材では、カラーの下にホワイトを敷くことで色を見せる役割もあります。白そのものを見せるのか、カラーを支える下地として使うのかで、データの作り方や印刷範囲が変わります。

ネオンピンクは見せたい部分を絞ります

ネオンピンクは、通常のカラー印刷よりも鮮やかな印象を加えたいときに使います。キャンペーンの見出し、ショップカードの差し色、イベント案内の一部など、視線を集めたい場所に向いています。

一方で、広い範囲に使うと、伝えたい情報より色の印象が前に出ることがあります。どの言葉や図形を目立たせるのかを先に決め、周囲の色数を整理しておくと、ネオンピンクの役割がはっきりします。

また、ネオンピンクは単独の差し色として使うだけでなく、CMYKでマゼンタを使っている部分へ加えて印刷する方法もあります。イラストなどのマゼンタ部分にネオンピンクを加えると、通常のCMYKより鮮やかで、RGBの色合いに近い印象を出せる場合があります。

クリアは色ではなく表面の見え方を変えます

クリアトナーは、色を足すというより、部分的な光沢や表面の変化を加えるために使います。ロゴ、模様、背景パターンなどに重ねると、光の当たり方で印象が変わります。

PP加工のように全面を保護する加工とは役割が異なります。クリアトナーの考え方は、クリアトナー印刷のコラムでも紹介しています。

相談前に決めておきたいこと

特色トナーは、用紙の色、紙質、印刷する面積、周囲のデザインによって見え方が変わります。相談前に、作りたい印刷物、使いたい特色トナー、印刷したい範囲、片面か両面か、部数や納期の希望を分かる範囲で整理しておくと、相談内容をより具体的にできます。また、仕上がりの印象を重視する場合は、画面上の色だけで判断せず、見本で色や光沢を見比べることも大切です。

特色トナー印刷は、印刷物を派手にするためだけの方法ではありません。見せたい部分、残したい印象、使う素材を整理した上で色を選ぶと、特殊色を印刷物の目的に合わせて使うことができます。

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クリアトナー印刷の考え方を読む

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