コラム
特色トナー印刷とは?
ゴールド・シルバー・ホワイト・ネオンピンクの使い分け
公開日:2026年7月13日 / 更新日:2026年10月8日
特色トナー印刷は、通常のカラー印刷で使うCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)に、金銀や白、蛍光色、透明な光沢などの表現を加える方法です。名刺や案内状で、ロゴに金属的な光を加えたい、濃い色の紙に白い文字を出したい、といったときに使います。
見せたいものから、特色を選ぶ
西谷印刷では、ゴールド、シルバー、ホワイト、ネオンピンク、クリアの特色トナーに対応しています。たとえば同じショップカードでも、店名を光らせたいのか、黒い紙に白く載せたいのかで、選ぶトナーが変わります。
| 特色 | 使いたい場面 |
|---|---|
| ゴールド | 周年の案内状や名刺のロゴに、金色のアクセントを加える。 |
| シルバー | 店名や飾り罫を銀色で見せる。CMYKと重ね、色味のあるメタリック表現にも。 |
| ホワイト | 濃色紙に白い文字を出す。透明素材などではカラーの下地に使う。 |
| ネオン | イベントの日付や見出しに、蛍光色の鮮やかさを加える。 |
| クリア | ロゴや模様に、光の当たり方で見え方が変わる光沢を加える。 |
一度の印刷で使える特色トナーは1色です。CMYK4色に選んだ特色1色を加えるため、上の5種類を一度に使うわけではありません。候補が複数あるときは、どの表現を優先するかをご相談ください。
金銀は、ロゴや見出しのアクセントに
ゴールドやシルバーを初めて使うなら、ロゴや見出し、飾り罫など、目を向けてほしい部分が候補になります。全面に使う場合と一部分だけの場合では印象が大きく変わるので、周囲の文字や写真とのバランスも見てみましょう。
西谷印刷では、金色を見せる部分はゴールド単体で印刷します。シルバーは単体の銀色に加え、CMYKを重ねて色味を付ける使い方にも対応しています。写真をCMYK、ロゴをゴールドまたはシルバーで印刷するような、同じ紙面での併用も可能です。
細い線や小さな文字は、用紙の色や表面の質感によって見え方が変わります。金銀の選び方や光の反射については、ゴールド・シルバートナーの記事で詳しく紹介しています。
ホワイトは、白い文字にもカラーの下地にも
黒や紺の紙に白い店名を載せるなら、その文字をホワイトトナーで印刷します。また、透明素材や色の付いた素材では、カラーの下に白を敷いて、素材の色や透け感の影響を抑える使い方があります。白を見せる部分と下地にする部分は、同じデザインの中にあっても構いません。
白を入れる位置の考え方は、ホワイトトナーの記事に図でまとめています。
ネオンピンクで、どこへ視線を集めるか
たとえばイベント案内なら、開催日や見出しを鮮やかなピンクにする使い方があります。広い範囲を蛍光色にすると色そのものが強く印象に残るため、日付を読んでもらいたいのか、ビジュアルを主役にしたいのかで面積を考えます。
ネオンピンクは単独の差し色として使うほか、CMYKのマゼンタ部分へ加える方法もあります。イラストなどで、通常のCMYKより鮮やかで、画面で使うRGBの色合いに近い印象を出せる場合がありますが、画面の色と同じになるわけではありません。
クリアは、光にかざしたときの変化を楽しむ
クリアトナーは透明なトナーで、ロゴや背景の模様などに光沢を加えます。正面からは控えめでも、角度を変えると模様が見える、といった表現に使います。PP加工のような保護を目的とする加工とは役割が異なります。詳しくはクリアトナー印刷の記事をご覧ください。
相談時に伝えていただきたいこと
「このロゴを金色に」「この写真の下に白を入れたい」など、特色を使いたい場所が分かるラフやデータがあると、仕上がりを相談しやすくなります。まだ色を決めていない場合は、作りたい印刷物と、どんな印象にしたいかをお聞かせください。
用紙や素材の希望、片面・両面、部数、使用日も分かる範囲で添えます。使える素材や仕様は個別に確認し、色や光沢は画面だけで決めず、実物見本で見比べましょう。
