西谷印刷ウェブサイトロゴ
お問い合わせバナー
電子ブック本棚ページバナー

本棚ページより西谷印刷の製品カタログや会社経歴書をダウンロードいただけます。

データ入稿ガイドバナー

印刷データの入稿方法と注意点をまとめています。入稿時にご確認ください。

写真補正で整えられること
明るさ・色味・構図と元画像を見直す場面

同じ被写体を使った、暗く黄みのある補正前写真と明るさ・色味を整えた補正後写真

この記事の要約

明るさを変えれば、模様や輪郭が見えてくるか

少し暗い写真や、白いものが黄み・青みに寄った写真は、明るさや色味を調整できる場合があります。「実物の色に近づけたい」「紙面で明るく見せたい」など、希望も伝えましょう。

白く飛んだ部分や黒くつぶれた部分は、元データに模様が残っているかが重要です。失われていれば、明るさの調整だけでは戻りません。撮影時の元ファイルで確認します。

明るさを変えることと、模様を戻すことの違い

模様の情報が残っている

暗く見える明るく調整

元からある明暗の差を、見やすくできる場合があります。

模様の情報が失われている

白一色暗く調整

色の濃さを変えても、元の模様は現れません。

明暗の差が残る場合と、失われた場合を表した模式図です。実際に補正できる範囲は、元画像を見て判断します。

構図は、切れて困るものを先に決める

写真の周囲を切り取る「トリミング」で、主役を見やすくできます。使う枠の縦横比に合わせ、顔や商品名など、切れて困る部分を伝えてください。

背景が単純なら、小さな写り込みを自然に消せることがあります。足りない背景を補う加工も可能な場合があります。ただし、写っていないものを正確に復元する作業ではありません。商品の形などを正しく伝えるなら、必要な範囲が写った別の写真も検討します。

強いピンぼけは、別の写真や撮り直しも検討する

輪郭が少しぼんやりした写真は、「シャープネス」の調整でくっきり見えることがあります。輪郭の明暗差を強める処理で、失われた細部は戻りません。強いピンぼけや手ぶれの補正には限界があります。

調整しすぎると、不自然な縁やざらつきが目立ちます。目元や商品の文字など、見せたい部分がぼけているなら、別の写真や撮り直しを検討しましょう。

小さな画像でも、使う大きさによって判断が変わる

小さく載せれば使える画像も、大きく引き伸ばすと粗さが目立つことがあります。画像を構成する点の数(ピクセル数)と、印刷する大きさを合わせて判断します。

拡大処理をしても、元にない細部まで正確に増えるわけではありません。より大きな元ファイルを探すか、小さく載せる方法もあります。数値の見方は画像の解像度を確認する記事をご覧ください。

迷ったら、候補写真を紙面に入れて比べる

表情はよいけれど暗い写真と、明るいけれど主役が小さい写真。迷ったら、掲載予定の大きさで比べてみましょう。相談するときは、元ファイルと使用サイズ、気になる箇所を伝えます。

商品の形を正確に伝えたいのか、会場の雰囲気を見せたいのか。使う目的も共有すると、補正するか写真を替えるかを判断しやすくなります。