コラム
複写伝票のミシン目・穴あけはどこに入れる?
切り離しと保管から考える位置
公開日:2026年9月9日 更新日:2026年10月20日
この記事の要約
- ミシン目や穴あけは、必要な用紙だけに入れられます。
手元に残す用紙、切り離して渡す用紙、ファイルに保管する用紙を分けて考えます。 - 切り離した後に、穴や番号が残る位置を確かめます。
仕上がりサイズも、ミシン目で切る前か後かを明確にします。 - 穴・ミシン目を、記入欄や押印欄に重ねないようにします。
実寸の見本を切り離し、実際のファイルに入れて試すと、使うときの不都合を見つけやすくなります。
まず、加工する用紙を決める
一組のすべての用紙に、同じ加工が必要とは限りません。3枚複写なら、次のように使い方から分けて考えられます。
| 用紙の扱い | 考えられる加工 |
|---|---|
| 1枚目を冊子に残す | 切り離さないので、ミシン目は入れない |
| 2枚目を取引先へ渡す | ミシン目で切り離す。穴の要否は相手の保管方法に合わせる |
| 3枚目を社内のファイルに保管 | ミシン目と、ファイルに合う穴を入れる |
西谷印刷の天とじ・左とじは、中用紙・下用紙にミシン目を入れ、1枚目を控えとして残すことが多い仕様です。一組ごと取り外すなど、別の使い方をしたい場合は、綴じ方の違いから確認できます。
切り離す前と後を、図で確かめる
下図は、左側を綴じた伝票のうち、切り離して保管する用紙の例です。ミシン目の右側に穴を置くと、外した用紙にも穴が残ります。番号や記入欄も、この用紙の中に収めます。
切り離す前
No. 001
破線がミシン目。左端は冊子側に残ります。
切り離した後
No. 001
残った穴でファイルへ。穴や端に文字がかからないようにします。
位置関係を示す模式図です。穴の間隔や端からの距離は、使用するファイルや加工条件に合わせて決めます。
「A5にしたい」と伝える場合も、綴じしろを含む大きさなのか、切り離した後の大きさなのかを添えると行き違いを防げます。上側で保管したい場合は、穴を上側に置いた状態で、同じように確認します。
番号や記入欄に、穴・ミシン目が重ならないか
穴が番号や日付にかかったり、切り離すと社名が欠けたりしないよう、加工位置はレイアウトと一緒に見ます。社印を押す欄は、枠だけでなく、実際の印影が収まる場所も必要です。
現在の伝票を作り直すなら、加工位置が分かる見本を使えます。新しく作るなら、紙に綴じる辺・ミシン目・穴・主な記入欄を描き、切り離した後の用紙をファイルに重ねてみてください。使い方を確かめてから、具体的な寸法を相談できます。
複写伝票のミシン目・穴あけを検討している方へ
加工のご相談では、各用紙の渡し先・保管方法、切り離した後に必要なサイズをお知らせください。使うファイルの穴数・穴の間隔と、残したい番号や欄の位置も分かると、配置を確認しやすくなります。
