コラム
複写伝票のミシン目・穴あけはどこに入れる?
切り離しと保管から考える位置
公開日:2026年9月9日
複写伝票のミシン目と穴あけは、どちらも用紙に加える加工ですが、目的は異なります。ミシン目は用紙を切り離しやすくし、穴あけは外した用紙をファイルなどへ保管しやすくします。
加工の有無だけでなく、どの用紙を冊子に残し、どの用紙を誰に渡すかによって、入れる位置や加工する用紙が変わります。この記事では、切り離しと保管の流れからミシン目・穴あけを決める考え方を紹介します。
この記事でわかること
- ミシン目と穴あけの役割の違い
- 切り離す用紙と保管する用紙から位置を決める方法
- ほかの加工や記入欄との重なりを防ぐ確認点
ミシン目は切り離し、穴あけは保管のため
ミシン目は、用紙をまっすぐ切り離しやすくするための加工です。綴じた伝票から納品書や請求書を外して渡す場合などに使います。一方、穴あけは、切り離した用紙をファイルへ綴じて保管する場合に役立ちます。
同じ一組の中でも、すべての用紙に同じ加工が必要とは限りません。冊子に残す控え、切り離して相手へ渡す用紙、社内でファイルへ保管する用紙を分けて考えると、加工する用紙と位置が整理しやすくなります。
綴じ方と、切り離したあとの大きさを確認する
天とじ・左とじでは、1枚目を冊子に残し、2枚目以降を切り離せるよう、綴じ側の近くにミシン目を入れます。位置を決めるときは、切り離した用紙が必要な大きさになるか、残したい社名や項目が欠けないかを確認します。
穴を入れる辺は、切り離した用紙をどの向きでファイルへ綴じるかに合わせます。左側へ綴じるなら左側、上側へ綴じるなら上側が候補です。ミシン目を入れる場合は、切り離したあとの用紙を基準に穴の位置を考えます。
番号・社印欄・記入欄との重なりを避ける
ミシン目や穴は、ナンバリング、社印欄、日付欄などと重ならない位置にします。切り離して使う用紙では、必要な番号や項目が切り離した側に残るかも確認が必要です。
現在使っている伝票があれば、見本をもとに加工位置を確認できます。新しく作る場合は、簡単な手描きでもよいので、綴じる辺、ミシン目、穴、番号、記入欄の希望位置を図にまとめると、配置の行き違いを防ぎやすくなります。
加工位置を相談するときに伝えたいこと
- 各用紙の扱い:冊子に残すか、切り離して誰に渡すか
- 綴じる辺:上側か左側か
- 保管方法:穴を開ける用紙と、ファイルへ綴じる向き
- ほかの要素:番号、社印欄、日付欄などの位置
- 現在の見本:加工位置を引き継ぎたい伝票があるか
まとめ
ミシン目は用紙を切り離すため、穴あけは切り離した用紙をファイルへ綴じて保管するための加工です。各用紙の渡し先と保管方法を先に整理すると、加工する用紙と位置を決めやすくなります。綴じ方や記入欄との関係も含め、実際の使い方に合う位置を選びましょう。
複写伝票のミシン目・穴あけを検討している方へ
現在使っている伝票があれば、その見本をもとに綴じ方や加工位置を確認します。新しく作る場合は、複写枚数、各用紙の渡し先、切り離し方、保管方法をお知らせください。使い方に合わせて、ミシン目や穴あけを入れる用紙と位置をご案内します。
