コラム
複写伝票の綴じ方はどう選ぶ?
天のり・天とじ・セット仕上げの違い
公開日:2026年9月2日
更新日:2026年10月8日
複写伝票の綴じ方は、控えを冊子に残すか、1組を外して使うか、最初から1組ずつ配るかで選ぶと分かりやすくなります。西谷印刷では、天とじ・左とじ、天のり、セット仕上げなどをご相談いただけます。
ここでいう「1組」は、1回の記入に使う複写用紙のまとまりです。3枚複写なら、記入する1枚目と下に写る2枚を合わせた3枚を指します。
天とじ・左とじ
記入冊子に付いたまま書く
切り離し渡す用紙をミシン目から外す
保管控えを冊子に残す
天のり
取り出し冊子から1組を外す
記入1組を重ねて書き、渡し先ごとに分ける
保管控えは別のファイルなどへ
セット仕上げ
準備最初から1組ずつ分かれている
配布・記入必要な場所へ配り、1組を重ねて書く
保管用紙を分け、控えは別のファイルなどへ
代表的な使い方の例です。各用紙の渡し先や、冊子に残す用紙は、実際の業務に合わせて決めます。
控えを記入順に残すなら、天とじ・左とじ
上辺を綴じるのが天とじ、左辺を綴じるのが左とじです。西谷印刷では、2枚目以降にミシン目を入れ、記入後にその部分から切り離す仕上げをご案内しています。1枚目を冊子に残しておけば、受付や処理の順に見返せます。
「お客様へ渡す用紙が1枚目」「控えもすべて別のファイルへ移す」といった使い方なら、用紙の並び順や綴じ方が合うかを先に相談しておくと安心です。綴じる辺は、書くときに紙をめくりやすい方向や、保管時の向きから選べます。
必要な分を1組ずつ取り出すなら、天のり
天のりは、複写伝票を何組か重ね、上辺をのりでまとめた仕上げです。たとえば受付に1冊置き、その都度1組を外して使う運用が考えられます。外した後は用紙を重ねたまま記入し、お客様用や社内用へ分けます。
用紙をすべて冊子から外すため、控えの保管先も必要です。日付順にファイルへ綴じるのか、別部署へ渡すのかまで考えておくと、伝票がばらばらになった後の扱いに迷いません。
複数の場所へ分けて置くなら、セット仕上げ
セット仕上げは、複写する用紙を1組ずつのりでまとめた状態です。何組かをまとめた冊子にはせず、最初から組ごとに分かれています。
たとえば複数の窓口へ必要な組数を配る場合や、書類一式に伝票を1組ずつ添える場合に使えます。持ち運びや配布の単位が「1冊」か「1組」かを考えると、天のりとの違いをつかみやすくなります。
今の伝票を、書いてから保管するまで見直す
作り直す場合は、未使用の伝票だけでなく、記入後に各用紙をどう扱っているかもお知らせください。渡す用紙、冊子に残す用紙、外して保管する用紙が分かると、使い方に合う仕上げをご案内できます。
相談の例:3枚複写で、1枚目は受付に残します。2枚目をお客様へ、3枚目を作業担当へ渡すので、下の2枚を切り離せる形にしたいです。
見本がある場合は、書きやすさ、切り離しやすさ、外した用紙の大きさも確かめてみてください。ミシン目と穴あけの具体的な位置は「切り離しと保管から考える加工位置」で紹介しています。
複写伝票の仕様を検討している方へ
お見積りの際は、複写枚数、サイズ、必要な組数、使い始めたい時期もお知らせください。冊子にまとめる場合は、1冊あたりの組数と冊数を分けてご相談いただけます。
