コラム
複写伝票の綴じ方はどう選ぶ?
天のり・天とじ・セット仕上げの違い
公開日:2026年9月2日
複写伝票は、複写枚数や印刷内容が同じでも、綴じ方によって使い方が変わります。一組を冊子から外して記入するのか、記入後に渡す用紙だけを切り離すのか、初めから一組ずつ分かれた状態で使うのかを考えます。
西谷印刷では、天のり、天とじ・左とじ、セット仕上げなどに対応しています。この記事では、それぞれの違いを、記入から受け渡し・保管までの流れに沿って紹介します。
この記事でわかること
- 天のり・天とじ・セット仕上げの違い
- 冊子に控えを残す場合の考え方
- 使い方に合う綴じ方を選ぶための項目
綴じ方は、用紙を離すタイミングから考える
まず、どこで記入し、各用紙をいつ切り離すかを決めます。冊子に付いた状態で記入するのか、一組を取り外してから記入するのかによって、向いている綴じ方が異なります。
記入後に、相手へ渡す用紙、自社に残す用紙、別部署へ回す用紙をどう分けるかも確認します。冊子のまま保管する控えがあるか、すべてファイルへ移すかまで決めると、綴じ方を選ぶ基準がそろいます。
冊子に1枚目を残すなら、天とじ・左とじ
天とじ・左とじは、上辺または左辺を綴じ、2枚目以降にミシン目を入れる仕上げです。記入後は、相手先や別部署へ渡す用紙をミシン目から切り離し、1枚目を冊子に残せます。
控えを記入した順に冊子で保管したい場合に向いています。一方、1枚目も相手へ渡す場合や、すべての用紙を別のファイルへ移す場合は、天とじ・左とじが使い方に合うかを見直します。綴じる辺は、記入欄の位置や保管時の向きから選びます。
一組ずつ使うなら、天のりかセット仕上げ
天のりは、複写伝票を何組か重ね、上辺をのりでまとめた仕上げです。使うときは一組を取り外してから記入します。一組ずつ取り出せる状態で、一か所にまとめて置く運用に合います。記入後は、各用紙を渡し先ごとに分け、控えをファイルへ綴じるなどして保管します。
セット仕上げは、複写する用紙を一組ずつのりでまとめた状態です。冊子にはせず、一組ずつ配ったり、複数の場所へ分けて置いたりする使い方に向いています。
どちらも一組ずつ使いますが、天のりは何組かを一冊にまとめ、セット仕上げは初めから一組ずつ分けておく点が異なります。持ち運ぶ単位や、使う場所の数から選びます。
綴じ方を相談するときに伝えたいこと
- 記入場所:冊子に付いた状態で書くか、一組を取り外して書くか
- 受け渡し:各用紙を誰へ渡し、いつ切り離すか
- 保管方法:冊子に残すか、ファイルへ移すか
- 使用場所:一か所で使うか、複数の場所へ分けるか
まとめ
複写伝票の綴じ方は、記入前に一組を外すか、記入後に必要な用紙だけを切り離すか、冊子に控えを残すかで選びます。天とじ・左とじは1枚目を冊子に残す場合、天のりは冊子から一組ずつ取り出す場合、セット仕上げは初めから一組ずつ分けて使う場合の候補です。
現在の伝票を作り直す場合は、綴じ方だけでなく、記入後に各用紙をどう扱っているかも見直すと、新しい仕様へ反映できます。
複写伝票の仕様を検討している方へ
現在使っている伝票があれば、その伝票と、記入後に各用紙をどこへ渡し、どう保管しているかをお知らせください。新しく作る場合は、記入場所、渡し先、控えの保管方法を伺い、使い方に合う綴じ方をご案内します。どうぞ西谷印刷へご相談ください。
