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自分史を印刷・製本する前に
原稿・写真・年表のまとめ方

写真、白紙の年表カード、ノート、無地の冊子を机に並べた自分史制作の準備風景

この記事の要約

誰に読んでほしいか、何を残したいか

自分史は、人生のすべてを書かなくてもかまいません。誰に読んでほしいか、どの出来事を残したいかを考えるところから始めましょう。

家族へ残すなら暮らしや家族との思い出、活動仲間へ渡すなら趣味や地域活動など。中心にするテーマがあると、大切な場面を詳しく書けます。

年表に、出来事と資料を書き留める

就職や転居、家族の変化、地域の行事など、思い出せる出来事から年表へ書き足します。写真や日記が残っていれば、その出来事と結び付けておきましょう。

書きかけの年表の例(説明用)
時期出来事と、残っている資料
1978年4月就職。入社式の写真01、辞令の写し。
1980年代前半
(要確認)
転居。新居の写真02。年は家族に確認する。
1995年ごろ地域の合唱団に参加。演奏会のプログラム03。

年月があいまいなら、「昭和の終わりごろ」などの手がかりを残します。写真の裏書きや家族の記憶で、あとから確かめましょう。

一つの出来事を、事実・記憶・気持ちに分けてみる

年表の出来事に、そのときの記憶や今の気持ちを添えると、文章の材料になります。

たとえば転居なら、年月と場所に加えて、初めて見た町の風景や家族との会話を思い出してみます。今振り返って感じることも、その人ならではの文章につながります。

確かめたい人名や年月は、該当する章とともに別のメモへ控えておきます。

写真や資料には、あとから分かる情報を添える

写真や資料には番号を付け、原稿のどこに載せたいかを対応させます。写真へ直接書き込まず、次の情報を別のメモに残しましょう。

写真・資料と一緒に残しておきたいメモ

  • おおよその年代や季節
  • 場所、行事、出来事の名前
  • 写っている人と、そのときの関係
  • どの章や出来事の近くに載せたいか
  • 元の写真・資料を保管している場所

似た写真は候補のまま残してもかまいません。「全体が分かる」「表情が分かる」など、それぞれの良さをメモしておくと選ぶときに役立ちます。

原稿を章ごとに分けると、修正箇所を探しやすい

原稿は、幼少期・仕事・家族などの章ごとに分けると、書き足す場所や写真を入れる場所を探しやすくなります。

Wordなら見出しを付け、ファイルを分ける場合は「第1章_幼少期_20260810」のように章番号・題名・更新日を付けます。手書きや短いメモも、章や年代ごとにまとめておきましょう。

文章が途中の章、写真だけ集まった章があっても大丈夫です。そろった素材と、これから用意するものを分けておきます。

原稿が途中でも、冊子の形を相談できます

冊子のサイズや製本方法は、素材を見ながら相談できます。誰に何部ほど渡したいか、文章と写真がどのくらいそろっているかをお知らせください。

原稿の形式(手書き・Word・録音など)と、写真や資料のおおよその点数も添えます。紙の写真などでスキャンを希望するものがあれば、一緒にご相談ください。