西谷印刷ウェブサイトロゴ
お問い合わせバナー
電子ブック本棚ページバナー

本棚ページより西谷印刷の製品カタログや会社経歴書をダウンロードいただけます。

データ入稿ガイドバナー

印刷データの入稿方法と注意点をまとめています。入稿時にご確認ください。

3枚複写伝票はどう使う? 渡す相手から2枚・3枚・4枚複写を決める考え方

2枚・3枚・4枚の複写伝票を、用紙枚数が分かるように並べたイメージ

「3枚複写伝票」と聞いても、3枚を誰が持つのか、2枚複写や4枚複写と何が違うのか分かりにくいことがあります。複写枚数は、用紙の数だけで決めるのではなく、記入後に誰へ渡し、どこへ残すかから考えると整理しやすくなります。

ここでいう2枚・3枚・4枚複写は、上用紙を含む1組の合計枚数です。2枚複写は上用紙1枚と下に写る用紙1枚、3枚複写は上用紙1枚と下に写る用紙2枚、4枚複写は上用紙1枚と下に写る用紙3枚で構成されます。

使用するときは、用紙を重ねたまま上用紙へ記入し、下へ複写された用紙を必要なタイミングで切り離して、相手へ渡すか所定の場所に保管します。この記事では、その渡し先と保管先から複写枚数を選ぶ考え方を紹介します。

この記事でわかること

  • 複写枚数の数え方と基本的な使い方
  • 2枚・3枚・4枚複写の選び方
  • 3枚複写伝票の具体的な分け方
  • 各用紙の役割を整理する方法
  • 複写させない欄や切り離し方の確認点

複写枚数は「渡す相手と保管先」から考えます

複写伝票は、同じ記入内容を複数の用紙に残し、関係する相手や部署へ分けるために使います。必要な枚数を判断するときは、「記入後、それぞれの用紙を誰へ渡し、どこへ保管するか」を書き出します。

相手用と自社控えの2か所へ分けるなら2枚、さらに現場や別部署にも残すなら3枚、もう1か所必要なら4枚が候補になります。これは分け方の一例です。伝票名や以前の枚数を先に決めず、現在の業務の流れから必要な行き先を確認します。

2枚・3枚・4枚複写の違いと選び方

複写枚数を選ぶ目安

  • 2枚複写:合計2枚。記入後の用紙を2か所へ分ける場合
  • 3枚複写:合計3枚。同じ記入内容を3か所へ分ける場合
  • 4枚複写:合計4枚。同じ記入内容を4か所へ分ける場合

判断の基準は、社内・社外を問わず、各用紙を受け取る相手、部署、保管先の合計数です。社外へ渡す用紙がない場合や、社外の複数の相手へ渡す場合もあるため、「相手用1枚+自社控え」という形に限りません。

3枚複写の分け方を具体例で考えます

3枚複写は、同じ記入内容を含む用紙が3か所で必要な場合に選びます。実際の役割と順番は業務によって変わりますが、次のように整理できます。

  1. 納品時の記録を3か所へ残す例

    納品先へ渡す用紙、納品を担当した部署で保管する用紙、自社の管理部門へ回す用紙に分けます。

  2. 申込受付の記録を3か所へ残す例

    申込者へ渡す用紙、受付担当で保管する用紙、管理部門へ回す用紙に分けます。

これらは固定のルールではありません。誰が記入し、いつ切り離し、各用紙をどこへ回すかを確認して、実際の業務に合う順番を決めます。

1枚ずつ役割を書いてから、用紙の順番を決めます

複写枚数を決めたら、用紙ごとの役割を上から順に書き出します。「お客様用」「作業担当用」「自社控え」のように、実際の渡し先や保管先を入れるのがポイントです。

  1. 誰が記入するか

    記入者と記入する場所を確認します。記入後すぐに切り離すのか、冊子のまま次の担当へ渡すのかも整理します。

  2. 各用紙を誰へ渡すか

    1枚目、2枚目、3枚目と順に、受け取る相手や部署を書きます。

  3. どこで保管するか

    相手へ渡さない用紙について、保管する部署、ファイル、伝票冊子に残すかどうかを確認します。

  4. どの順番なら使いやすいか

    最初に切り離す用紙と最後まで残す用紙を考え、上からの並び順を決めます。

役割が決まったら、各用紙へ「お客様控え」「現場控え」「会社控え」などの名称を印刷するか、紙色を分けるかも検討します。切り離した後でも、誰が持つ用紙か判断しやすい表記にします。

すべての欄を複写させるとは限りません

上用紙へ記入した内容のうち、下の用紙へ写したくない欄がある場合があります。たとえば、社内だけで使うメモ欄などです。その場合は、複写させない範囲を作る減感加工を検討します。

「どの用紙の、どの欄まで複写するか」を確認し、複写不要の欄があれば印刷会社へ伝えます。複写伝票の用紙、製本方法、ナンバリング、ミシン目、穴あけ、減感加工については「複写伝票印刷」でも紹介しています。

切り離し方と保管方法も同時に確認します

用紙をいつ切り離すか、どの用紙を伝票冊子に残すかも使いやすさに関わります。切り離す用紙にはミシン目、ファイルへ綴じる控えには穴あけが必要かを確認します。

現在の伝票がある場合は、実物を見ながら「残したい点」と「変えたい点」を整理します。用紙の順番、切り離す位置、穴の位置を実際の運用と照らし合わせます。

相談前に伝票の条件を一覧にします

複写伝票について相談するときは、次の項目を分かる範囲で整理します。すべてを決められない場合は、未定の項目と相談したい内容を分けて伝えます。

相談前に整理したい項目

  • 伝票の用途と、記入する人
  • 各用紙の渡し先・保管先と、そこから決めた複写枚数
  • 仕上がりサイズと必要な組数
  • ナンバリングや社印欄の有無
  • ミシン目、穴あけ、複写させない欄の有無
  • 現在の伝票や印刷用データがあるか
  • 使用開始を希望する時期

複写枚数は、各用紙の渡し先と保管先を決めてから選びます。その後に用紙の順番、役割名、複写する欄、切り離し方を確認します。仕様が決まっていない場合は使い方からご相談ください。見積りに必要な情報全体は「印刷物の見積り前に整理すること」でも紹介しています。

複写伝票印刷の対応内容を見る

複写伝票の仕様について相談する

コラム一覧へ戻る