コラム
QRコード付き印刷物を配ったあとに。
反応を次の案内や相談に活かす考え方
公開日:2026年7月10日
QRコード付きのチラシ、案内状、サンプルセットは、配って終わりにせず、配ったあとの反応まで見ると次の案内や相談に活かす材料になります。
ただし、反応を見る目的が曖昧なままだと、読み取り数だけを見て良かった、悪かったで終わってしまいます。誰かを細かく追いかけるためではなく、どの案内に関心が集まったのか、次回の印刷物やWebページで何を補足するのか、必要な相手にはどんな案内を返すのかを整理するために使います。
確認ポイント
- 配る前に、見たい反応を決める
- 読み取り数だけで判断しない
- 配布先や内容ごとの関心を整理する
- 反応後の対応を準備する
配る前に、何を確認したいのか決めます
QRコードを入れる前に、まず何を確認したいのかを決めます。商品詳細を読んでほしいのか、見積り相談へ進んでほしいのか、入稿ガイドを見てほしいのかで、QRコードの案内先は変わります。
目的が決まっていると、配ったあとに見るべき反応も決まります。QRコードを印刷物に入れる前の整理は、QRコード入り印刷物のコラムでも紹介しています。
読み取り数だけで良し悪しを決めないようにします
QRコードの読み取り数は目に見える数字ですが、それだけで印刷物の良し悪しを決めると判断を誤ることがあります。紙面を見ただけで用件が伝わった人もいれば、社内で共有されてから後日読まれる場合もあります。
読み取り数に加えて、どのページが見られたか、相談導線が押されたか、入稿ガイドを開いたかを合わせて見ると、相手の関心を具体的に整理できます。
反応を見る単位を決めます
反応を確認するときは、どの単位で見るかを先に決めます。配布先、商品、案内内容、営業担当など、後から見直しや対応に移せる単位で見ると、次の案内や提案を整理できます。
個人単位で細かく追うのではなく、「この配布先ではこの見本の詳細が見られている」「この案内から相談ページに進んでいる」のように、配布先や案件単位で関心を見る考え方です。扱う情報の範囲は、社内であらかじめ決めておくと安心です。
反応後の対応を準備します
反応があったあとに、必ず個別に声をかける必要はありません。広く配ったチラシや案内状なら、反応が集まった内容を次回の紙面やWebページに反映する方法もあります。
すでに相談中の相手や、こちらから補足する理由がある相手には、声のかけ方も大切です。「ページを見ましたね」と直接伝えるよりも、「先日お送りした見本について、気になる加工があれば補足できます」のように、相手に圧迫感を与えない言い方にします。
サンプルセットを送る場合は、案内文や同封物の内容とも合わせて考えます。見本に添える案内文の考え方は、サンプルセットに添える案内文のコラムでも紹介しています。
次回の印刷物を見直す材料にします
反応の確認は、営業のきっかけを作るだけではありません。読み取りが少ない場合は、QRコードの位置、サイズ、周囲の説明文、案内先の内容を見直す材料になります。
逆に、特定のページや見本に反応が集まっている場合は、その内容を次回の案内状や営業資料で強めることもできます。配ったあとの反応は、次に作る印刷物の内容を整えるための材料になります。
QRコード付き印刷物の反応を見る目的は、数字を集めることではありません。関心が集まった内容を知り、次の案内や相談、印刷物の見直しに活かすために、配布前から案内先、確認する反応、対応の流れを整理しておくことがポイントです。
