コラム
サンプルセットに添える案内文。
見本だけで終わらせない同封物の考え方
公開日:2026年7月9日 / 更新日:2026年10月8日
サンプルセットに添える案内文には、何の見本か、どこを見てほしいか、気になったときの相談先を載せます。見本を選んだ理由が短く伝われば、受け取った人も手に取って比べやすくなります。
最初の一文で、何の見本かを伝える
同封する案内文では、まずサンプルセットの目的を伝えます。新しい加工を見てもらうための見本なのか、紙や素材の違いを比べてもらうための見本なのかで、受け取った人の見方が変わります。
「名刺やカードで使える特殊色の見本です」「水まわりで使う印刷物の素材見本です」のように、用途が分かる一文があると、相手が自分の仕事に置き換えて考えやすくなります。
見本と説明を、同じ番号・順番で
サンプルセットの中に複数の見本を入れる場合は、案内文の順番と見本の並びを合わせます。箱の中の順番、台紙の番号、説明文の順番がそろっていると、見本を手に取りながら読み進められます。
仕様名だけでなく、「色の見え方」「表面の光沢」「素材の手ざわり」など、見てほしいポイントを短く添えます。サンプルセットで伝えたい内容の整理は、印刷見本を営業資料として渡す前のコラムでも紹介しています。
案内文は、見本を手に取るきっかけに
あいさつや仕様説明を長く続けるより、まずどの見本をどう見ればよいかを短い段落で伝えます。たとえば、カード用の紙を2種類送る場合は、次のような本文が考えられます。
カード用の紙見本を2種類お送りします。
台紙の01と02を手に取り、厚みと手ざわりを比べてみてください。紙名と厚さは、それぞれの台紙に記載しています。
気になる見本があれば、番号と作りたい印刷物をお知らせください。用途に合う紙を一緒に検討いたします。
本文に加えて、送り主の会社名や担当窓口、連絡先を添えます。詳しい仕様は台紙や別紙、Webページに分け、案内文では見本の見方が分かることを優先しましょう。
QRコードには、開く内容を添える
QRコードやURLのそばには、「加工の詳しい説明を見る」「見本について相談する」のように、開く内容を添えます。案内文に書いた用途と、実際のリンク先が合っているかを確かめましょう。
案内状をPDFでも送るなら、同じ端末でそのまま押せるリンクもあると便利です。印刷前のサイズや読み取り確認は、QRコード入り印刷物の記事で紹介しています。
送る前に確認しておきたいこと
相手の会社名・宛名と連絡先を照合し、実際に封入する見本を案内文の順番に並べてみます。01と02が入れ替わっていないか、台紙の紙名や加工名が見本と合っているかも、現物で確かめておきましょう。
また、見本と実際に作る印刷物で、用紙、加工、サイズ、色味の条件が変わる場合は、その点も案内文や別紙で伝えます。見本の条件が分かると、仕上がりについての行き違いを減らせます。
