コラム
PP加工とは?
グロスPP・マットPPの違いと印刷物で使うときの考え方
公開日:2026年5月27日
名刺やショップカード、メニュー、冊子の表紙などは、印刷後に表面加工を加えることで、見た目や手ざわりが変わります。PP加工は、印刷物の表面にフィルムを貼る代表的な表面加工です。
この記事では、PP加工の基本、グロスPPとマットPPの違い、印刷物で使うときの考え方、相談前に整理しておきたいことをまとめています。
確認ポイント
- PP加工は、印刷物の表面にフィルムを貼る加工
- グロスPPは光沢感、マットPPは落ち着いた質感になる
- 表面の擦れや汚れから守りたい印刷物で候補になる
- クリアトナー印刷とは、加工の目的が異なる
PP加工とは
PP加工は、印刷物の表面に薄いフィルムを貼る加工です。表面を保護しながら、光沢感や落ち着いた質感を加えることができます。
紙そのものの質感を見せる印刷物とは違い、PP加工をすると表面にフィルムの層が加わります。そのため、手に取ったときの印象や光の反射、擦れに対する強さが変わります。
グロスPPとマットPPの違い
グロスPPは、表面に光沢感を出したいときに使う加工です。写真や色を鮮やかに見せたい場合や、明るく目を引く印象にしたい場合に向いています。
マットPPは、反射を抑えた落ち着いた質感になります。上品に見せたい名刺やショップカード、冊子の表紙、案内パンフレットなどで使うことの多い加工です。
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グロスPP
光沢感があり、写真や色をはっきり見せたい印刷物に向いています。
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マットPP
反射を抑え、落ち着いた質感に仕上げたい印刷物に向いています。
PP加工が向いている印刷物
PP加工は、手に取る機会が多い印刷物や、表紙として長く使う印刷物で候補になります。たとえば、名刺、ショップカード、メニュー、パンフレット表紙、冊子表紙、カード類などです。
汚れや擦れを少しでも抑えたい場合、表面にしっかりした質感を加えたい場合は、PP加工が候補になります。ただし、紙の端から水が入り込む場合もあるため、使う場所や素材と合わせて考えることが大切です。
クリアトナー印刷との違い
PP加工は、印刷物全体の表面にフィルムを貼る加工です。表面の保護や、全体の質感づくりを目的に選ぶことが多い加工です。
一方、クリアトナー印刷は、透明なトナーで光沢を加える加工です。ロゴ、模様、写真の一部など、光沢を加える範囲を指定できるため、装飾やデザインのアクセントに向いています。PP加工とは異なり、表面保護効果はありません。
相談前に整理しておきたいこと
PP加工を検討するときは、どの印刷物に使うのか、どんな質感にしたいのか、どのくらい保護したいのかを整理しておくと、相談時に仕上げの候補を絞り込む材料になります。
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作りたい印刷物
名刺、ショップカード、メニュー、冊子表紙など、用途と部数を整理します。
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仕上げたい質感
光沢感を出したいのか、落ち着いた質感にしたいのかを整理します。
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使う環境
手に取る頻度、汚れや水濡れの可能性、保管期間などを整理します。
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用紙や仕上げ仕様
用紙の種類や厚さ、仕上がりサイズ、折り加工・角丸加工の有無など、決まっている範囲でまとめます。
PP加工は、印刷物全体の質感や保護を考えるときに候補となる加工です。グロスPPとマットPPでは印象が変わるため、見た目の好みだけでなく、使う場面や手に取る頻度に合わせて選ぶことが大切です。
