コラム
会社移転の挨拶状を作る前に
文面・宛先・発送日の整理
公開日:2026年9月14日 更新日:2026年10月20日
この記事の要約
- 移転案内には、新住所と「いつから何が変わるか」を載せる。
業務開始日、電話番号の変更、移転中の休業などを確かめます。 - 取引先へ届けたい日から、制作日程を逆算する。
校正・印刷のほか、封入と配達の時間も見込みます。 - 宛先を整理し、手渡し分と予備を加えて部数を決める。
カードと封筒のサイズ、差出人住所、予備の封筒も合わせて確認します。
新住所で「いつから何が変わるか」を伝える
引っ越しの日と、新しい場所で業務を始める日が同じとは限りません。「移転日」だけで相手に伝わるかを考え、日付と変更内容を具体的に載せます。
| 項目 | 確かめること |
|---|---|
| 新住所 | 郵便番号、建物名、階数・部屋番号まで含めた正式な表記 |
| 業務開始日 | 新拠点で業務を始める日。郵便物の送付先を切り替える日が別なら、その日も案内 |
| 連絡先 | 電話・FAX・メールなどの変更の有無と切替日。変わらない番号も必要に応じて「変更なし」と記載 |
| 休業など | 移転に伴う休業や電話がつながらない時間がある場合、その期間と必要な連絡方法 |
文面は、冒頭の挨拶から移転の報告へ進み、その後に新しい所在地と業務開始日を示します。今後のお付き合いをお願いする言葉で結び、最後に差出人情報を入れると自然です。来訪が多い場合は、最寄り駅や地図を載せるかも検討します。
発送日と、相手に届けたい日は分けて考える
取引先が住所録や請求書の送付先を切り替えられるよう、新住所での業務開始前に届く日程を考えます。先に「届けたい日」を置き、配達にかかる日数、封入、印刷、校正に必要な時間を遡って予定を組みましょう。
- 原稿・宛先の確定文面と宛名一覧をそろえ、印刷前の校正を終える
- 印刷・封入カードと封筒を印刷し、宛名と中身を確かめて封入
- 発送・配達発送後、相手に届くまでの日数も確保
日程を決めるときは、届けたい日から逆算します。必要な日数は部数や依頼範囲、送付方法により異なります。
住所や電話番号が未確定でも、宛先の整理やカードの検討は先に進められます。印刷会社には未確定の項目と、いつ決まる予定かを伝えておくと、校正や印刷の締切を相談できます。
文面の量に合わせてカードと封筒を選ぶ
短い文面なら単カード、地図や詳しい案内を加えるなら二つ折りカードが候補になります。カードは同じ呼び方でもメーカーや商品によって寸法が異なるため、カードの仕上がり寸法と、封筒に収まるかを組み合わせて確かめます。
封筒には、宛名だけでなく差出人の住所も載せます。移転前・移転後のどちらを印刷するかは、発送時期や郵便物を受け取れる場所に合わせて決めておきましょう。
宛先を確定してから、予備を含む部数を決める
電話やメールですでに移転を知らせた相手でも、正式な挨拶状を送る場合があります。通知済みという理由だけで除かず、今回は誰に挨拶状を送るかを社内でそろえます。同じ会社でも、部署や担当者が違えば別々に送ることがあるため、重複は宛名全体を見て判断します。
宛名印刷を依頼するExcelは、郵便番号・住所・会社名・部署名・氏名などを列ごとに分けます。項目の作り方や敬称、郵便番号の先頭の0の扱いは、宛名印刷用のExcelデータの整え方をご覧ください。
送付件数が決まったら、手渡し分や予備を加えてカード・封筒の部数を決めます。宛名入りの封筒と、宛名を印刷しない予備の封筒は、内訳を分けて伝えると取り違えを防げます。
会社移転の挨拶状を準備したい方へ
原稿やカードの形が決まっていない段階でもご相談いただけます。新住所などの移転情報、送付予定の件数、届けたい時期と、文面作成・宛名印刷・封入などをどこまで依頼したいかをお知らせください。
