コラム
複写伝票の紙厚はどう選ぶ?
N30・N40・N50などの違い
公開日:2026年9月7日
複写伝票の用紙を選ぶとき、「N40」「N50」といった表記を見ても、どの厚さが用途に合うのか分かりにくいものです。
複写伝票では、上から下まですべて同じ厚さにする必要はありません。各用紙を誰が使い、切り離したあとにどの程度の丈夫さが必要かを考えると、選ぶ基準が見えてきます。この記事では、N30からN130までの違いと、複写伝票の使い方に合わせた選び方を紹介します。
この記事でわかること
- N30・N40・N50などの数字が表すこと
- 上用紙・中用紙・下用紙で選べる厚さ
- 使い方に合う紙厚を決める考え方
Nの数字は用紙の厚さを区別する目安
N30、N40、N50、N60、N80、N100、N130は、ノーカーボン紙の厚さを区別する種類名です。数字が大きくなるほど厚くなりますが、数字そのものが紙の重さや厚さの実測値を表すわけではありません。
N40は上用紙・中用紙・下用紙のいずれにも使え、一般的によく使われる厚さです。より薄い中用紙にはN30、より丈夫にしたい用紙には、その位置に使えるN50以上を検討します。厚さだけでなく、上用紙・中用紙・下用紙のどこに使うかによって選べる種類が変わります。
上用紙・中用紙・下用紙で選べる厚さが異なる
西谷印刷で案内している主な紙厚は、N30が中用紙、N40・N50・N60が上用紙・中用紙・下用紙、N80が上用紙・下用紙、N100・N130が下用紙に使える種類です。たとえば3枚複写なら、1枚目と2枚目をN40、最後の用紙をN80にして、下用紙だけを厚くする組み合わせも考えられます。
ただし、用紙色や発色、製紙メーカーによって選べる厚さは異なります。ピンク・クリーム・アサギの色物用紙はN40です。用紙の厚さと色、発色を指定したい場合は、その組み合わせで用意できるかを確認します。
残す用紙と渡す用紙から紙厚を決める
紙厚は、各用紙を誰へ渡し、どこで保管するかから考えます。記入後すぐに渡す控え、ファイルへ綴じる社内控え、商品に添える伝票など、切り離したあとの扱い方によって必要な丈夫さは変わります。現在使っている伝票があれば、使いやすい厚さを引き継ぐ方法もあります。
厚い用紙は丈夫ですが、複写枚数が多い伝票では一組全体も厚くなります。反対に、薄さだけを優先すると、切り離した用紙を単独で扱いにくい場合があります。まずN40を基準にし、丈夫にしたい用紙や、薄くしたい中用紙があるかを一枚ずつ考えると、過不足のない組み合わせを選べます。
紙厚を相談するときに伝えたいこと
- 複写枚数:一組を何枚で作るか
- 各用紙の役割:誰へ渡し、どこで保管するか
- 希望する丈夫さ:特に厚く、または薄くしたい用紙があるか
- 用紙色・発色:白以外の用紙やブルー・ブラック発色を希望するか
- 現在の見本:使いやすさを引き継ぎたい伝票があるか
まとめ
ノーカーボン紙のN30・N40・N50などは、用紙の厚さを区別する種類名です。使える厚さは上用紙・中用紙・下用紙で異なり、用紙色や発色によっても選択肢が変わります。各用紙の渡し先と保管方法を考え、必要な丈夫さに合う組み合わせを選びましょう。
複写伝票の紙厚を検討している方へ
現在使っている伝票があれば、その見本をもとに、厚さや扱いやすさの近い仕様をご案内します。新しく作る場合は、複写枚数、各用紙の渡し先・保管方法、希望する丈夫さをお知らせください。紙厚を決めていない段階から、西谷印刷へご相談いただけます。
