コラム
複写伝票の紙厚はどう選ぶ?
N30・N40・N50などの違い
公開日:2026年9月7日 更新日:2026年10月20日
この記事の要約
- N30・N40などは紙厚の区分。数字は厚さの実測値ではない。
一般に数字が大きいほど厚くなります。西谷印刷ではN40を基本に相談できます。 - 最後の控えだけ、厚い紙にする方法もある。
全用紙をそろえる必要はありません。切り離した後の使い方から、厚くしたい用紙を選びます。 - 今の伝票があれば、紙厚の番号が分からなくても相談できる。
選べる厚さは、何枚目に使うか、紙の色、複写文字の色によって変わります。
N40の「40」は、厚さの実測値ではありません
N40を0.04mmや40g/㎡と読み替えることはできません。同じN40でも、上用紙・中用紙・下用紙や製紙メーカーによって、実際の厚さや重さは異なります。今の伝票と同じ感触にしたいときは、種類名だけでなく現物もあると比べやすくなります。
西谷印刷では、N40を最もよく使われる厚さとしてご案内しています。初めて作る場合はこれを基準にし、単独で扱う用紙を厚くしたいか、冊子全体のかさを抑えたいかを考えると選びやすくなります。
使う位置によって選べる紙厚が違う
ノーカーボン紙には、最初に書く「上用紙」、間に挟む「中用紙」、最後の「下用紙」があります。2枚複写は上・下、3枚複写は上・中・下、4枚複写は上・中・中・下の組み合わせです。
| 種類 | 使える位置 |
|---|---|
| N30 | 中用紙 |
| N40・N50・N60 | 上用紙・中用紙・下用紙 |
| N80 | 上用紙・下用紙 |
| N100・N130 | 下用紙 |
用紙色・発色との組み合わせやメーカーによって、選べる種類は変わります。「下用紙にN80を使いたい」といった希望がある場合は、用紙色や発色も添えてご相談ください。
最後の用紙だけを厚くする例
3枚複写のうち、最後の用紙を切り離して商品に添えるなど、1枚で扱う場面があるなら、その用紙だけ厚くする方法があります。
1枚目・上用紙N40記入する用紙
2枚目・中用紙N40控えとして使う
3枚目・下用紙N801枚で扱う用紙を厚く
組み合わせを示す図です。線の太さは紙厚の実測比率を表していません。用紙色・発色を含めた仕様は、ご相談時に確認します。
厚くすると1組や1冊の厚みも増えます。持ち歩く冊数やファイルへ収める量も考えてみてください。反対に薄くしたい場合は、「冊子がかさばる」「中の控えは薄くてもよい」など、困っている場面を伝えると相談しやすくなります。
紙厚が分からなくても、今の伝票から相談できます
見本があれば、「この用紙は今の厚さを残したい」「3枚目だけ、もう少ししっかりさせたい」といった希望を添えてください。新しく作る場合は、複写枚数、各用紙の渡し先、切り離した後の扱い方をお知らせいただければ、候補をご案内できます。
ピンク・クリーム・アサギの色物用紙は、西谷印刷ではN40としてご案内しています。色分けもしたい場合は、複写伝票の用紙色の選び方も参考にしてください。
複写伝票の紙厚を検討している方へ
印刷のお見積りには、サイズ、必要な組数、使い始めたい時期も合わせてお知らせください。冊子にする場合は、1冊あたりの組数と冊数も伺います。
