コラム
見やすく印象に残る
選挙ポスターの作り方
公開日:2026年8月5日 / 更新日:2026年11月2日
※ 画像内の人物とポスターは、構成を説明するための架空のイラストです。
この記事の要約
- 公営掲示場用の規定を先に確認する。
最新の候補者向け案内で、サイズと必要な表示を確かめます。 - 候補者名と写真を中心に、情報の順番を決める。
使用できる写真の元データを用意し、背景との明暗差や余白を調整します。 - 内容と見え方を分けて校正する。
氏名・住所などの正確さに加え、離れた位置での読みやすさ、仕様・納品・貼付の日程まで照合します。
公営ポスター掲示場に貼る選挙ポスターは、候補者名と顔写真が離れた位置からも分かる配置にしたいものです。必要な表示を確保しながら、写真・文字・色を整えるポイントを紹介します。
デザイン前に必要な規定の確認
まず、管轄の選挙管理委員会の最新の候補者向け案内を用意します。会社や自宅などに貼る政治活動用ポスターとは扱いが異なります。
候補者名は見やすく記載し、表面に掲示責任者・印刷者の氏名または名称と住所を表示します。サイズや提出物も案内と照合してください。寸法と枚数は「選挙ポスターのサイズ規定」で紹介しています。
候補者名と写真から組み立てる
候補者名と顔写真を中心に置き、短い言葉や肩書を加えます。必要な表示を読める大きさで残し、すべてを同じ強さで目立たせないよう、文字の大小と余白を調整します。
写真は使用許可のある元データを用意します。顔の周囲に余裕があると、切り取り方や文字の位置を調整しやすくなります。撮影から依頼する場合は、撮影日も決めておきましょう。
メールやSNSで縮小された画像は、大きく印刷するとぼやけることがあります。明るさや色を補正しても、失われた細部まで戻せるとは限りません。
文字は背景との明暗差も大切
文字を大きくしても、背景との明暗差が小さいと読みにくくなります。写真に重ねるときは細かな模様を避けるか、文字の後ろに色面を置きます。
背景に近い文字色
明暗の差がある文字色
色を使うときも、強調する場所を絞ります。候補者名と写真の間に余白を残すと、それぞれを見分けやすくなります。
縮小表示や実寸に近い出力を離れて見て、氏名が読め、顔がはっきり見えるか確かめます。画面と印刷では色の見え方が異なるため、色が重要な場合は色校正も相談してください。
校正は、内容と見え方を分けて
氏名・住所などの内容と、写真や文字の見え方を分けて確認すると、見落としを減らせます。
| 内容 | 候補者名、掲載原稿、掲示責任者・印刷者の表示 |
|---|---|
| 写真・見え方 | 写真の切り取り、候補者名の見え方、文字と背景の区別 |
| 印刷仕様 | 仕上がりサイズ、枚数、用紙、色校正の有無 |
| 進行 | 校了日、納品日、配送先、現地貼付の範囲 |
最終原稿を確認して印刷へ進めてよいと決めることを「校了」といいます。その後の修正は日程へ影響するため、最終確認する人を前もって決めておきます。
完成データの入稿と、デザインからの依頼
完成データを渡す場合は、サイズ・塗り足し・画像・フォントを入稿条件に合わせます。候補者向け案内も一緒に共有してください。
デザインから依頼する場合は、候補者名の正式表記、写真、掲載原稿、希望する雰囲気や色を伝えます。配送・現地貼付も頼む場合は、対象地域、公示・告示日、掲示場一覧、配送先を分かる範囲で用意します。
西谷印刷では、地方選挙のポスターデザインから印刷・配送・全国の公営掲示場への現地貼付まで相談できます。写真撮影は東京・埼玉・千葉・神奈川で対応しています。
参考にした公的資料
2026年11月2日時点の公的資料に基づく案内です。個別の条件は、管轄の選挙管理委員会の最新資料で確認してください。
