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印刷データを入稿する前に確認したいチェックポイント

印刷データを入稿する前に確認するチェックリストと印刷物のイメージ

チラシ、パンフレット、冊子、名刺などの印刷物は、入稿前の確認で仕上がりのトラブルを減らせます。
見た目には問題がなさそうなデータでも、塗り足し不足、画像解像度の不足、フォントの置き換わり、カラーモードの違いなどによって、印刷時に想定と違う結果になることがあります。

この記事では、印刷データを入稿する前に確認したい基本的なチェックポイントを、印刷会社の視点で整理します。PDF入稿やIllustratorデータ、Word・PowerPointなどのOfficeデータを用意する際の見直しにも役立つ内容です。

この記事でわかること

  • 印刷データを入稿する前に確認したい基本項目
  • 塗り足し、画像解像度、フォント、カラーモードの注意点
  • PDF入稿やOfficeデータ入稿で見落としやすいポイント
  • 不安なときに印刷会社へ相談した方がよいケース

まず確認したい入稿前チェックリスト

印刷データを送る前に、最低限確認しておきたい項目を一覧にしました。すべてを専門的に理解する必要はありませんが、事前に見直しておくことで、再入稿や修正の手戻りを減らしやすくなります。

  1. 仕上がりサイズが合っているか

    A4、A5、名刺サイズなど、注文したサイズとデータのサイズが一致しているか確認します。

  2. 塗り足しが上下左右3mmあるか

    フチまで色や写真を入れる場合は、断裁時の白フチを防ぐために塗り足しが必要です。

  3. 文字やロゴが仕上がり線に近すぎないか

    重要な文字やロゴは、断裁位置より少し内側に配置しておくと安心です。

  4. 画像の解像度が足りているか

    Web用の画像は印刷すると粗く見えることがあります。写真や図版は元画像の品質も確認します。

  5. フォントの埋め込み・アウトライン化をしているか

    フォントが置き換わると、文字の見た目や改行位置が変わることがあります。

  6. カラーモードが印刷向けになっているか

    RGBのデータは印刷時に色味が変わる場合があります。CMYKでの確認が基本です。

  7. PDFのページ順・向き・余白に問題がないか

    冊子や複数ページの資料では、ページ順、天地、白紙ページの有無も確認します。

  8. 加工や折り、綴じ位置の指示が伝わるか

    折り加工、穴あけ、ミシン目、綴じ方向などがある場合は、指示内容を明確にしておきます。

仕上がりサイズと塗り足しを確認する

入稿データでまず確認したいのが、仕上がりサイズと塗り足しです。たとえばA4チラシであれば、仕上がりサイズがA4になっているか、フチまで色や写真を入れる場合に上下左右3mmの塗り足しがあるかを確認します。

塗り足しがないと、断裁時に紙の端に白い線が出ることがあります。また、文字やロゴが仕上がり線に近すぎると、断裁のわずかなズレで窮屈に見えたり、切れてしまったりする場合があります。

塗り足しと文字位置の考え方
塗り足し
仕上がり線 仕上がりサイズ
文字やロゴは内側へ

背景や写真は仕上がり線の外側まで伸ばし、文字やロゴなど切れて困る要素は内側に配置します。

画像の解像度とリンク画像を確認する

画面ではきれいに見える画像でも、印刷すると粗く見えることがあります。特にWebサイトから保存した画像や、メール・SNS経由で圧縮された画像は、印刷に必要な品質が足りない場合があります。

Illustratorなどで画像をリンク配置している場合は、配置画像の元データも一緒に入稿する必要があります。リンク切れが起きると、画像が表示されない、低解像度のプレビュー画像で出力される、といったトラブルにつながります。

フォントと文字化けを確認する

入稿データを別の環境で開いたとき、同じフォントが入っていないと文字の形や改行位置が変わることがあります。PDFで入稿する場合はフォントが埋め込まれているか、Illustratorデータの場合は文字のアウトライン化がされているかを確認します。

WordやPowerPointなどのOfficeデータでは、環境による文字ズレが起きることがあります。元データだけでなく、確認用PDFや出力見本を添付しておくと、印刷会社側でも仕上がりイメージを確認しやすくなります。

色味はRGBとCMYKの違いに注意する

パソコンやスマートフォンの画面で見る色はRGB、一般的な印刷ではCMYKで表現されます。そのため、画面で鮮やかに見える色が、印刷では少し落ち着いた色に見えることがあります。

色味を重視する印刷物では、カラーモードや写真補正の状態を確認しておくことが大切です。会社ロゴやブランドカラーなど、特に色を合わせたい部分がある場合は、事前に印刷会社へ相談しておくと安心です。

PDFにした後も、最後に開いて確認する

PDFを書き出したら、そのPDFを一度開いて、文字化け、画像抜け、ページ順、余白、不要なオブジェクトの有無を確認します。制作ソフト上では問題がなくても、PDF化の段階で見え方が変わることがあるためです。

冊子やパンフレットの場合は、表紙・裏表紙・本文の順番、見開きの向き、白紙ページの扱いも確認しておくと、入稿後の確認がスムーズになります。

不安がある場合は、早めに印刷会社へ相談を

印刷データの作成に不安がある場合は、完成後だけでなく、途中段階でも相談できます。特に、塗り足し、画像解像度、フォント、加工指示などは、早めに確認しておくことで手戻りを減らしやすくなります。

西谷印刷では、データ入稿方法や注意点をまとめたページもご用意しています。入稿前の確認や、データ作成に迷ったときの参考としてご覧ください。

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